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マネジメントの正念場 真実が企業を変える
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1on1、チーム・プロジェクト会議、戦略提携など幅広い応用範囲 真実を語り合う場を構築し、人と組織のパフォーマンスを上げる 序文 ピーター・M・センゲ(『学習する組織』著者) ”本書は単にたくさんの優れた知識を勉強するための本ではなく、実践を要求する本である。その実践は単純ながらも大いに変革を伴う。それは人が身を捧げるのにふさわしい組織を構築するために不可欠の実践である。” 本書への賛辞 ”本書は、上司・同僚・従業員との関わり方に本物の革命を引き起こす。現実を直視すること、すなわち本当に起きていることに新鮮に直接関われるようになることで、私たちが組織で経験する最大のストレスを取り除くことができる。何より、その結果として卓抜なパフォーマンスと生産性がもたらされる。” ――キャンディス・カーペンター(アイビレッジ創業者、『Chapters』著者) ”大胆、重要、そして画期的な著作。ビジネスマネジャーやコーチが読むべき最も重要な本である。パワフルでシンプルな4つのステップを学ぶことで、あなたの組織が真実を語り、人をエンパワーする文化になる。社員たちは経営者のあなたに感謝し、顧客は社員たちに感謝するだろう。” ――パトリシア・シーボルト(『「個」客革命』著者) ”本書はマネジメントを実践するすべての人のための本である。著者は、真実を語るためのシンプルでエレガントなモデルを提供している。この方法を実践し、従っていけば、あなたのチームのパフォーマンスを向上させることができる。しかし本書は単なるパフォーマンス向上のテクニックではない。あなたのチームの人材を育成し、惹きつけ、定着させる方法そのものである。” ――ビバリー・ケイ(キャリア・システムズ・インターナショナル創業者、『会話からはじまるキャリア開発』著者) 目次 日本の読者の皆さんへ 序文 ピーター・M・センゲ はじめに マネジャーの正念場 MMOTとは何か 第1章 MMOTの基本テクニックをマスターする 第2章 仕事のパターンをどうやって認識し、変えるか 第3章 チームのMMOT――ケーススタディ① 第4章 具体的なスキルを身につける 第5章 ポジティブMMOT 第6章 クロスファンクショナルチーム(組織横断型チーム)のMMOT――ケーススタディ② 第7章 現実を探求する質問の技術 第8章 常習犯の部下のMMOT――ケーススタディ③ 第9章 チーム内の真実 第10章 ミスマッチのマネジメント 第11章 戦略提携とMMOT 第12章 経験則 終わりに 訳者あとがき 前書きなど 序文 ピーター・M・センゲ より 本書は単にたくさんの優れた知識を勉強するための本ではなく、実践を要求する本である。その実践は単純ながらも大いに変革を伴う。それは人が身を捧げるのにふさわしい組織を構築するために不可欠の実践である。 はじめに より マネジャーの正念場(managerial moment of truth)という言葉は、マネジャーが現実に起こったことを無視するか直視するかの選択を持つ場面を指している。MMOT(Managerial Moment Of Truth)はそういう正念場において使うことのできる本書のテクニックの名前である。ここで「マネジャー」というのは経営幹部から現場のリーダーまですべてを含む。マネジャーの部下にマネジャーがいることもあるだろう。本書で使う「マネジャー」という言葉の使い方は普遍的なもので、特定の階級を示唆するものではない。上司から部下への指導や支援だけでなく、横の関係や下から上へも含む、あらゆる正念場で活用してもらいたい。 本書によってマネジャーと組織の仕事の仕方に革命的な変化をもたらし、どうやって知恵と力を合わせて共に将来を創り出していけるかを考える方法を届けたい。特に、組織における「真実」というテーマは極めて挑戦的なものだ。そして同時に極めて有意義で、生産的で、実用的なものでもある。今日の組織は市場や経済の激変やグローバル化の波に直面している。激変を扱うことのできる組織は強い。「真実を扱うことができない」組織は埋もれていくだろう。お互いに真実を伝え合うことができることは、組織における厳しい規律であると同時に、すべての成否を左右する鍵である。 ロバート・フリッツ (ロバート・フリッツ) (著) ロバート・フリッツ・インク社の創立者。ロバート・フリッツは、30年以上にわたる研究を通じて構造力学を発展させてきた。創り出すプロセスの領域から始まった取り組みは、やがて組織、ビジネス、マネジメントの領域へと広がった。ピーター・センゲらとともに、イノベーション・アソシエイツ社の共同創立者でもある。構造がいかに人間の行動に影響を及ぼすのかについて記した最初の著書「The Path of Least Resistance」(未邦訳)は世界的ベストセラーとなった。邦訳書に『偉大な組織の最小抵抗経路 リーダーのための組織デザイン法則』『Your Life as Art 自分の人生を創り出すレッスン』『プロフェッショナルの営業鉄則 何が営業を殺すのか』ウェイン・S・アンダーセンとの共著『自意識(アイデンティティ)と創り出す思考』 (すべてEvolving)がある。コンサルタントとしても多くの組織が構造思考を実践できるように支援しており、顧客企業はフォーチュン500企業から多数の中規模企業、政府団体や非営利組織にまで及ぶ。フリッツは映像作家でもある。監督として、また脚本家として、映画やドキュメンタリー、ショートドラマを製作しており、その映像作品は世界各地の映画祭でこれまでに200以上の賞を受けている。 ブルース・ボダケン (ブルース・ボダケン) (著) 医療保険会社ブルーシールド・オブ・カリフォルニアのCEO。在任中、MMOTを導入して組織改革を実施、ブルー・シールドの会員数は2倍以上に増加し、収益は30億ドルから70億ドル近くに拡大した。 田村 洋一 (タムラ ヨウイチ) (訳) 組織コンサルタント、教育家。メタノイア・リミテッド代表。ピープルフォーカス・コンサルティング顧問。主な著書に『組織の「当たり前」を変える』(ファーストプレス)、『人生をマスターする方法』(ライブリー・パブリッシング)、『プロファシリテーターのどんな話もまとまる技術』(クロスメディア・パブリッシング)、『ディベート道場―思考と対話の稽古』『知識を価値に変える技―知的プロフェッショナル入門8日間プログラム』(ともにEvolving)、『組織開発ハンドブック』(共著、東洋経済新報社)、『不確実な世界を確実に生きる―カネヴィンフレームワークへの招待』(共著、Evolving)など多数。ロバート・フリッツの翻訳書に『自意識(アイデンティティ)と創り出す思考』(監訳)、『偉大な組織の最小抵抗経路 リーダーのための組織デザイン法則』『Your Life as Art 自分の人生を創り出すレッスン』『プロフェッショナルの営業鉄則 何が営業を殺すのか』(すべてEvolving)がある。
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プロフェッショナルの営業鉄則 何が営業を殺すのか
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営業の目的は売り上げではない!嫌われる営業はもうやめよう 商談、提案に携わるすべてのプロフェッショナル必読の書 (本文より) 本書は、営業のプロが自分自身に誠実であること、自分の志に忠実であること、自分の価値観を大切にすることに戻る道を指し示す。誤った思い込みによって堕落し、常に顧客の心理を操ろうとし、顧客が買えば営業担当者が勝ち、顧客が負ける、という理不尽なゲームから脱却し、営業のプロであることのプライドを取り戻すことができる。 PART1 営業プロセスを一から考え直す CHAPTER1 従来の営業手法の罠 CHAPTER2 自分の顧客体験を振り返る CHAPTER3 顧客といい関係を結ぶ鍵 CHAPTER4 問題解決型セールスと成果実現型セールス CHAPTER5 営業プロセスにおける緊張構造 CHAPTER6 あなたは売り物ではない CHAPTER7 成果実現型営業プロセスの7つのフェーズ PART2 顧客の意思決定コンサルタントになるために CHAPTER8 絵で考える――プロフェッショナルの必須スキル CHAPTER9 顧客の目標を探求する CHAPTER10 売り物と顧客のマッチを探求する CHAPTER11 顧客の意思決定プロセスを探求する CHAPTER12 結び 訳者解説 付録 操作的な営業手法 著者プロフィール ロバート・フリッツ (ロバート・フリッツ) (著) ロバート・フリッツ・インク社の創立者。ロバート・フリッツは、30年以上にわたる研究を通じて構造力学を発展させてきた。創り出すプロセスの領域から始まった取り組みは、やがて組織、ビジネス、マネジメントの領域へと広がった。ピーター・センゲ、チャーリー・キーファー、デイヴィッド・ピーター・ストローとともに、イノベーション・アソシエイツ社の共同創立者でもある。1970年代半ばに創り出すプロセスを個人の生産性向上のために役立てるトレーニングコースを開始。これまでにフリッツのコースを受講した人は、世界中で8万人を超えている。構造がいかに人間の行動に影響を及ぼすのかについて記した最初の著書「The Path of Least Resistance」(未邦訳)は世界的ベストセラーとなった。邦訳書に『偉大な組織の最小抵抗経路 リーダーのための組織デザイン法則』『Your Life as Art 自分の人生を創り出すレッスン』、ウェイン・S・アンダーセンとの共著『自意識(アイデンティティ)と創り出す思考』、ブルース・ボダケンとの共著『マネジメントの正念場 真実が企業を変える』(すべてEvolving)がある。コンサルタントとしても多くの組織が構造思考を実践できるように支援しており、顧客企業はフォーチュン500企業から多数の中規模企業、政府団体や非営利組織にまで及ぶ。フリッツは映像作家でもある。監督として、また脚本家として、映画やドキュメンタリー、ショートドラマを製作しており、その映像作品は世界各地の映画祭でこれまでに200以上の賞を受けている。 田村 洋一 (タムラ ヨウイチ) (訳) 組織コンサルタント、教育家。メタノイア・リミテッド代表。ピープルフォーカス・コンサルティング顧問。主な著書に『組織の「当たり前」を変える』(ファーストプレス)、『人生をマスターする方法』(ライブリー・パブリッシング)、『プロファシリテーターのどんな話もまとまる技術』(クロスメディア・パブリッシング)、『ディベート道場―思考と対話の稽古』『知識を価値に変える技―知的プロフェッショナル入門8日間プログラム』(ともにEvolving)、『組織開発ハンドブック』(共著、東洋経済新報社)、『不確実な世界を確実に生きる―カネヴィンフレームワークへの招待』(共著、Evolving)など多数。ロバート・フリッツの翻訳書に『自意識(アイデンティティ)と創り出す思考』(監訳)、『偉大な組織の最小抵抗経路 リーダーのための組織デザイン法則』『Your Life as Art 自分の人生を創り出すレッスン』『マネジメントの正念場 真実が企業を変える』(すべてEvolving)がある。
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地に足をつけて生きろ! 加速文化の重圧に対抗する7つの方法
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著者累計18万部突破! 世界16カ国語翻訳 気鋭のデンマーク心理学者が提起する"反自己啓発の書" 挑発に次ぐ挑発のご馳走。企業のサラリーマンたちが声なき声をあげて抵抗するための破壊的マニフェストであり、キャリア開発のお題目で荒稼ぎしてきた業界への痛烈な批判。 ――フィナンシャル・タイムズ紙 「もっと成功しろ」「もっと立派になれ」「もっと幸せになれ」「もっと生産的になれ」「自分自身を見つけろ」という現代の強烈なプレッシャーに対する爽快な反撃の書。骨折り損でしかない自己啓発に対して、ストア派思想を援用したスヴェン・ブリンクマン氏は、本人がそう意図したかどうかは別として、真に啓発的な著書を書いたのである。 ――オリバー・バークマン(ガーディアン紙) この最高に愉快で知的な本は、自己啓発カルトの愚かさを暴露するにとどまらず、自己啓発に代わる具体的で魅力的なオプションを提示することによって、哲学が私たちの人生を生きるためにどれだけ役に立ってきたかを思い起こさせてくれている。 ――カール・セダーストローム(ストックホルムビジネススクール) イントロダクション より ”「地に足をつける」のは難しい。実存的不安と不確実性が現代社会を覆っているからだ。その結果として、セラピー、コーチング、マインドフルネス、ポジティブ心理学、成人発達理論などあらゆる種類のガイダンスが横行し、私たちはいいカモになっている。ダイエットや健康やエクササイズの分野で登場した立派な宗教が、次々と新しい命令を下し始める。何を食べたらいいかが血液型で決められたかと思えば、次は石器時代の祖先の食生活で決められる。私たちは皆、目的と方向性を失い、成功と進歩と幸せの最新のレシピを探し回っている。この「私たち」に私自身を含めるのにやぶさかではない。これは集団的な依存状態のようだ。カール・セダーストロームとアンドレ・スパイサーは、この心理状態を「ウェルネス症候群」と呼ぶ。タバコやアルコールの依存が減る一方で、大勢の人たちが生活習慣指導者・自己啓発・健康アドバイスに依存するようになっている。無数のコーチ、セラピスト、自己成長専門家、ポジティブコンサルタントが出現し、数え切れないほどの自己啓発書や7ステップガイドが出版されている。食事や健康、自己啓発や有名人の伝記が常にベストセラーリストに入っている。 そこで私は本書を7ステップガイドの形式で書くことにした。これによって加速文化に蔓延するポジティブ思考や発達・成長についての概念をひっくり返したいと思っている。読者の皆さんの人生にすでに巣食っている流行の固定観念にも気づいてもらい、それに対抗するボキャブラリーを身につけてもらいたい。本書を反自己啓発書として読み、人生について考え、生きる方法を変えるきっかけにしてほしい。”
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CREATIVE DECISION MAKING 意思決定の地図とコンパス
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「プロが教える創造的意思決定の全て」 ―AI時代に求められるコグニティブスキルの基礎から極意までを惜しみなく伝える1冊 ―世界最先端研究の実践知をマスターする これまで数多くのビジネスパーソンやエグゼクティブ層の意思決定を助けてきた田村洋一氏がまとめた「創造的意思決定」の全て。本書で語られる「創造的意思決定」は、皆さんの意思決定の考えを大きくアップデートすることになるでしょう。意思決定について学びたい方、意思決定をアップデートしたい方/望む成果や価値を創り出したいビジネスパーソン/常に難しい決断を迫られるリーダー層/起業、キャリアチェンジ、結婚・離婚など人生の転機にいる全ての人々にオススメします。 目次 まえがき プロローグ クリエイティブな意思決定 第1章 意思決定のチャレンジ 第2章 ディベート思考 第3章 デジタル思考 第4章 緊張構造のパワーと創造プロセス 第5章 地図とコンパス 第6章 複雑さの地図 カネヴィン思考 第7章 しなやかでしたたかな反脆弱性 第8章 クリエイティブ意思決定の実践 第9章 客観主義哲学と倫理的利己主義 第10章 意思決定の主体性(メイク)と受動性(レット) エピローグ 豊かな社会の愉快な人生 参考文献 まえがき ビジネスの世界でクリエイティブな意思決定はほとんど異端と思えるほど珍しい。代わりに流布しているのは問題解決や問題発見の技法だ。 これも詳しくは本文に譲るが、問題解決と価値創造は別の方法である。本来ビジネスとは価値を創造する営みであり、どんなに問題を解決しても価値の創造に至る保証はない。いつのまにか主客転倒しているのだ。 もし読者の中に今まで読書やトレーニングによって「問題解決手法」「課題解決技術」などを学んできた人たちがいたなら、いったん過去の学習体験を棚上げし、クリエイティブな意思決定を新しいアプローチとして学んだほうがいい。「いかに価値を創造するか」がクリエイティブな意思決定の眼目である。問題解決は必要に応じて価値創造プロセスの中に位置づけなくてはならない。 本書は私自身が個人的に学び、学問的に習得し、職業的に応用してきた知恵の結晶と言える。その中には古今東西の賢人たちが推奨して実践してきた良識も含まれるが、現代のビジネス界における一般常識に真っ向から反する稀有な考え方も含まれている。現代の常識にすっかり染まっている読者の中には自分の過去の体験や見識を否定されるような不快感を覚える人がいたとしても不思議ではない。 その意味で本書は劇薬かもしれない。第1章から順に読み進めるとわかりやすいデザインになっているが、もし気になる章があったら先に拾い読みしても構わない。読み終わったら本棚に置いて、必要な章を自分のタイミングで再読するのもいいだろう。 どんな読み方をしても、もしクリエイティブな意思決定が自分の役に立つと思ったら、ぜひ本書の方法を身につけ、人生やビジネス、キャリアや人間関係を創造するために使ってほしい。
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『SELFISHNESS(セルフィッシュネス) ―― 自分の価値を実現する』
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スティーブ・ジョブズ、ピーター・ティールなどアメリカの起業家、そして知識人たちに多大な影響を与え続ける作家/思想家アイン・ランドのエッセイ集 人生の目的とは何か? そのための自由な社会とはどのようなものか? 「はじめに」より なぜ人は道徳律を必要とするのかが理解できれば、道徳の目的が人間にとって適切な価値と利益を定義することであることも、道徳的に生きる上で自分の利益を重んじることが不可欠であることも、人が自分自身の行為の受益者でなければならないことも理解できるでしょう。 「倫理的生き方の新しい可能性」より 本書はアイン・ランドの哲学オブジェクティビズム(客観主義)の目玉である倫理的利己主義についてのエッセイ集です。 人がよく生きるためには自分のために生きなくてはならない、そしてそのために必要となる自由な社会がどのようなものか、が詳しく紹介されています。 アイン・ランド哲学が昨今話題の自由至上主義(リバタリアニズム)や功利主義(ユーティリタリアニズム)とは全くの別物であることや、利己的に生きるということが自分勝手なわがままではなく、真に自由な独立した個人の豊かな人生を可能にする出発点であることが本書によって明らかになります。 そしてアイン・ランドが思い描いた自由な社会のビジョンがどんなものか、なぜ自由な社会が個人の幸福や成功を可能にするのか、なぜ現代社会が不合理で不自由なのか、不合理な社会で人が合理的に生きるにはどうしたらいいのか、が様々な角度から明らかになっていきます。 アイン・ランドのオブジェクティビズム(客観主義)哲学 オブジェクティビズム倫理学の基本原則は、「自分自身の人生がそれ自体目的であるのと同じように、生きているすべての個人は一人ひとりが目的であって、他人の目的や幸福の手段ではない。だから人間は、自分を他人の犠牲にせず、他人を自分の犠牲にせず、自分自身のために生きなければならない」というものです。「自分自身のために生きなければならない」というのは、自分の幸福の実現が、人間にとって最高の道徳的目的であるということです。(本文より) 目次 倫理的生き方の新しい可能性 はじめに 第一章 オブジェクティビズム倫理学 第二章 精神的な健康の敵としての神秘主義・自己犠牲 第三章 緊急時の倫理 第四章 利益の「衝突」 第五章 誰もがセルフィッシュでは? 第六章 喜びの心理 第七章 生きるためには妥協も必要では? 第八章 不合理な社会で合理的に生きるには? 第九章 道徳的灰色教 第十章 倫理の集団主義化 第十一章 ピラミッド建設に取りつかれる者たち 第十二章 個人の権利 第十三章 権利の集団主義化 第十四章 本来の政府 第十五章 自由な社会における政府の資金調達 第十六章 停滞権神授説 第十七章 レイシズム 第十八章 似非個人主義 第十九章 恫喝論法 発売日 : 2021/5/28 単行本 : 264ページ ISBN-13 : 978-4908148224 寸法 : 18.8 x 13 x 2.1 cm
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Your Life as Art 自分の人生を創り出すレッスン
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『自意識と創り出す思考』『偉大な組織の最小抵抗経路』の著者ロバート・フリッツが教える【アートの手法で自分の人生を創り出す方法】 アーティストから学ぶ「創造プロセスの手順・姿勢・精神」 人生に影響を与える3つのフレームを知り、自分の人生を創り出す ――「イントロダクション」より 自分の人生をアートとして見る。そう、本書のタイトルにある通りだ。アーティストがアートを創り出すように、あなたは自分の人生を創り出すことができる。 自分の人生をそうやって捉えられるようになると、世界は一変する。人生を構築するプロセスにもっと主体的に関わるようになる。本当に創り出したいことをもっと創り出せる。人生経験の質を拡大することができる。 「こんな人生にしたい」と思うことを、ちょうどアーティストが「こんな作品にしたい」と思うように心に抱く。そして、実際にそういう人生を生み出すときに、画家が絵画を描き出すような戦術を用いて実行できる。そして画家が自作品を壁に飾って味わうように、生み出した人生を実際に生きることができるのだ。 別の言い方をするなら、あなたは人生という演目を創り出すとき、脚本家になり、主演俳優になり、そして同時に上演作品の観客にもなれるのである。 人生が作品であるなら、あなた自身がその作者になれる。アーティスト、作家、脚本家、映画監督、作曲家にとってそうであるように、創造プロセスをあなたの人生の基本習慣にすることができる。 contents 日本の読者のみなさんへ イントロダクション 第1部 人生のキャンバス 第1章 創造プロセスの実際 第2章 アーティストに学ぶ 第2部 人生を創り出す 第3章 愛と欲望 第4章 深く内面を見る 第5章 現実のフレーム 第6章 行動 ― 目標への道 第7章 人生を長い目で見て創り出す 第8章 1年から5年の計画 第3部 構造の刷り込み 第9章 人生の構造パターン 第10章 観念のフレーム 第11章 私たちの人生の構造 第12章 観念のない構造へ 第4部 アートが動き出す 第13章 人生の乗り物 第14章 学び続ける人生 第15章 健康戦略を創造する 第16章 まわりの人々 第17章 人生をアートとして創り出す 訳者あとがき 用語集 単行本: 400ページ ISBN-13: 978-4908148217 発売日: 2020/7/21 商品の寸法: 19.2 x 13.2 x 2.2 cm
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ビーイング・ダルマ 自由に生きるためのブッダの教え
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西洋仏教者に多大な影響を与えた高僧アチャン・チャーが語る【ダンマそのものになる道】 「自分自身を観るとき、私たちはそこにダンマを観ます。ダンマを観るとき、私たちはそこにブッダを観ます」 序文 ジャック・コーンフィールド 英語版訳者まえがき 謝辞 はじめに 第1章 ダンマを聞く 第2章 ダンマを理解する ダンマは今、ここに 仕掛けられた罠 第3章 ダンマを実践する 平安への道 戒(sīla)は幸福をもたらす ソンクラーン(旧正月の法話) 瞑想実践について 在家者の修行とは 猿に家を燃やさせてはならない なぜ人は出家をするのか 一日は容赦なく過ぎゆく ワット・パー・ポンの清道尼たちへの法話 第4章 ダンマを観る コンダンニャは悟りました 探究の終わり 第5章 ビーイング・ダルマ 因果を超えて ニッバーナに至る縁を生み出す 第6章 ダンマを説く 用語集 訳者あとがき (ジャック・コーンフィールド 序文より) アチャン・チャーは、在家の瞑想実践者であれ、政府の高官であれ、軍の将校であれ、彼の下を訪れた者には誰でもダンマを説きました。それは、なんでもありの説法でした。アチャン・チャーは、タイの在家仏教徒の間で一般的な、布施をし、功徳を積むという表面的な慣行には従いませんでした。彼は在家の仏教徒に慈しみと持戒を実践し、心を清め、執着と煩悩を手放し、ダンマを具現化することを求めました。そしてアチャン・チャーは、こうしたものこそが、仏道を歩むことによって得ることのできる、真の功徳なのだと主張しました。アチャン・チャーの教えは常に、私たちは現世において解脱が可能であることを思い起こさせるものです。強い意志と不屈の努力が伴えば、私たちは皆、悟りを開き、ブッダが経験した自由と平安を味わうことができるのです。本書を読むとき、どうかこのことを心に留めておいてください。じっくりと、咀嚼して読むようにしてください。本書が、あなたの探求の励みとなり、心の良薬となりますように。本書が、あなたの解脱のための指針となりますように。アチャン・チャーの言葉が、世界に真理の光をもたらしますように。本書の読者全てに、悟りがもたらされますように。 単行本: 360ページ 出版社: Evolving (2020/7/1) 言語: 日本語 ISBN-13: 978-4908148200 発売日: 2020/7/1 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.4 cm
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偉大な組織の最小抵抗経路 リーダーのための組織デザイン法則
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「前進するか、揺り戻すか“構造"が組織の運命を決める」 「組織を甦らせ、志と価値を実現する普遍の原理」 【序文 ピーター・センゲ(『学習する組織』著者 )より】 “私が最初にロバートと仕事をともにするようになって20年以上が経つ。 以来、ずっと変わりなくロバートは友人であり、私のメンターであり続けた。複雑なテーマを解き明かし、単純明快な原理で効果的なアクションに導くロバートの手際にはいつも驚かされる。 しかし、ロバートの単純明快さはしばしば誤解されやすい。物事を矮小化する単純さではなく、物事を浮かび上がらせる非凡な単純化なのだ。 つまらないアイデアを複雑にしてみせる安直なビジネス書やマネジメント手法が流行する昨今、幅広い生の現場体験に裏打ちされた深い洞察を見事なほどシンプルに提示してくれるものは滅多にない。" 【改訂版によせて ロバート・フリッツより】 “企業の長期的パターンを観察することができるようになればなるほど、否定しがたい事実が明らかになる。それは、根底にある構造を変えなければ、どんな変革の努力も結局は水の泡となり、元のパターンに逆戻りしてしまうということだ。 これは決定的な洞察である。根底にある構造が働いていることを知らなければ、企業はいつまで経っても「最新の経営手法」「流行の変革手法」などに引っかかり、破壊的な揺り戻しパターンを繰り返し、屍の山を築くことになる。 これが現実生活で意味するのは、善意と知性とプロ意識を持った才能ある立派な人たちが、構造に抗って勝つ見込みのない闘いを繰り広げているということである。前進したと思えば後退し、進歩は台無しになる。成功が、想定外の問題に化け、集団の力や勤勉さ、組織の精神はことごとくくじかれる。 エドワーズ・デミング博士はもっと辛辣な言い方をしている。「組織が私たちを殺している」と。会社で何年も何年も一生懸命仕事をした挙げ句、長期的には全て水泡に帰すのを目撃するあなたは、実存的な精神の危機に瀕することになる。" 【訳者あとがき 人と組織のパワーを解き放つ(『組織の「当たり前」を変える』著者 田村 洋一)より】 “2002年にアメリカのバーモント州でロバート・フリッツ夫妻に出会い、本格的なトレーニングを受けた私は、折しもその年の後半に独立起業した。以来、多くの企業と組織人をクライアントとして、リーダーシップ開発や組織開発に注力してきた。そして大小さまざまな企業の課題や挑戦に触れるたびに、ロバートの慧眼に感服するほかなかった。組織で遭遇する状況は千差万別で、毎回固有のリスクや機会を含んでいる。ところがロバートが本書で詳しく解説している構造力学で解明できない事象はまるで存在しないのだ。 私が経営現場でお会いする組織人たちは優秀で意欲的で才能や洞察に恵まれている。にもかかわらず、彼らの多くは葛藤構造に行く手を阻まれ、悪戦苦闘している。そして彼らがひとたび創り出す方法を習得すれば、今までの苦労が嘘のように新しい可能性が生まれ、本来の力を発揮することができるようになる。" もくじ 序文 ピーター・センゲ 改訂版によせて プロローグ 第1部 前進への道 第1章 組織の構造 成功や失敗に至る道 第2章 緊張構造 緊張が成功の鍵 第3章 緊張構造チャートを描く 組織をデザインする鍵 第4章 テレスコーピング カウンターポイントを創り出す 第5章 チェックリスト チャートを精緻化する 第2部 揺り戻しの道 第6章 葛藤構造 なぜ組織が揺り戻すのか 第7章 問題解決にまつわる問題 第8章 華麗なる組織の葛藤構造 第9章 葛藤構造の扱い方 構造をリデザインする鍵 第3部 組織をデザインする 第10章 組織の目的 何が組織をひとつにするのか 第11章 ビジネス戦略 目的への最小抵抗経路 第12章 フレーム リアリティを見るベストな方法 第13章 真のビジョンを創り出す 第14章 共有緊張構造 第15章 偉大なる組織 緊張構造の上に築く 第16章 ニューリーン 第17章 リーダーシップの構造力学 エピローグ 追記 ふたつの誤解を解く 訳者あとがき 人と組織のパワーを解き放つ 用語集 著者について ロバート・フリッツ(Robert Fritz) ロバート・フリッツ・インク社の創立者。ロバート・フリッツは、30年以上にわたる研究を通じて構造力学を発展させてきた。創り出すプロセスの領域から始まった取り組みは、やがて組織、ビジネス、マネジメントの領域へと広がった。ピーター・センゲ、チャーリー・キーファー、デイヴィッド・ピーター・ストローとともに、イノベーション・アソシエイツ社の共同創立者でもある。1970年代半ばに、創り出すプロセスを個人の生産性向上のために役立てるトレーニングコースを開始。これまでにフリッツのコースを受講した人は、世界中で8万人を超えている。構造がいかに人間の行動に影響を及ぼすのかについて記した最初の著書『The Path of Least Resistance』(未邦訳)は世界的ベストセラーとなった。邦訳書にはウェイン・S・アンダーセンとの共著『自意識(アイデンティティ)と創り出す思考』(Evolving)、ブルース・ボダケンとの共著『最強リーダーシップの法則――正確に原因を知れば、組織は強くなる』(徳間書店)がある。コンサルタントとしても多くの組織が構造思考を実践できるように支援しており、顧客企業はフォーチュン500の企業から多数の中規模企業、政府団体や非営利組織にまで及ぶ。フリッツは映像作家でもある。監督として、また脚本家として、映画やドキュメンタリー、ショートドラマを製作しており、その映像作品は世界各地の映画祭でこれまでに90以上の賞を受けている。 単行本: 352ページ 出版社: Evolving (2019/9/15) 言語: 日本語 ISBN-10: 4908148198 ISBN-13: 978-4908148194
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小部経典 全十巻セット
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小部経典 全十巻 正田大観 翻訳集 全10巻中6巻が初の現代語訳!! 本書 序言 より 仏紀2552年(西暦2008年)9月、タイ王室より日本テーラワーダ仏教協会に『国際版パーリ三蔵』が贈与されました(詳細は、協会機関誌『パティパダー』2008年11月号参照)。今回の国際版パーリ三蔵は、仏紀2500年の第六結集版を改訂したもので、現段階で最高水準のパーリ三蔵テキストとされるものです。上記パティパダー誌に掲載された前田専学博士の言葉を引用しますと、「この出版は、非常に大がかりなもので、五〇名のコンピューターの専門技術者を集め、パーリ語の誤写、誤読の訂正には、3年の年月をかけて3回校正し直し、二七〇万語を超えるパーリ語を訂正し、しかも異本は18種を参照するなど、タイ国の威信をかけた、今回世界で望みうる最善のものとなりました。今後これ以上のものを出版することは、ほとんど不可能に近く、永くパーリ聖典の基本的典拠となるものと存じます。タイ国上座仏教の総力を挙げて世界の仏教徒の長年の夢を実現されたものであり、こころからその完成をお慶び申し上げます」となります。これほどまでに貴重なテキストを活用しない手はなく、ここに、その翻訳を思い立った次第です。もっとも、一口に翻訳と申しましても、膨大な三蔵聖典のことですから、そのすべてを手掛けるのは、まずもって不可能な話です。そこで、どの聖典を翻訳の対象とするのか、という問題が出てきます。まずは、「経(スッタ)・律(ヴィナヤ)・論(アビダンマ)」の三蔵のなかのどれを、ということで、その答えが、「経」となりました。さらに、経蔵に収録された五部経典のうちのどれを、ということで考えますと、『長部経典』と『中部経典』は、すでに片山一良先生の現代語訳が存在し、『相応部経典』と『増支部経典』も、片山先生の手による現代語訳が着手済みとのことであり、結果として、残る『小部経典』の和訳(現代語訳)こそが、もっともニーズの高い作業である、と判断するに至りました。 そもそも、翻訳なるものは、いかなる天才碩学の手によるものであれ、完全無欠のものとして提供されることはありません。言葉そのものの限界もあります。ましてや、一切知者たる釈尊が残された言葉です。それをそのまま原意を損なわず、他の言語に移し替えるためには、まさに、釈尊と同じレベルの力量が求められるからです。それこそは、無理な話と言うしかありません。ですから、釈尊の教えを正しく学ぶには、原典であるパーリ三蔵に直接目を通すのが最善なのです。とはいえ、言葉の壁もあり、翻訳以外に頼る道のない方もおられるわけで、その意味では、たしかに、翻訳の存在意義は否定できません。ならば、翻訳の不完全さと、その必要不可欠さとを、どのように折り合いをつけたらよいのでしょう。訳し手としては、おのれの限界をわきまえ、常に最善を尽くす姿勢を貫くしかなく、読む側としては、書いてあることを鵜呑みにせず、その正邪を自らの頭で吟味し、腑に落ち納得するまで、文字との格闘を続けるしかありません。である以上、パーリ三蔵の和訳テキストは、一つに限らず、できるだけ多くの翻訳が世に提供され、学びのための資糧となるべきなのです。複数のテキストを比較考量することで、より原典に肉迫した理解が得られるからです。以下に続く拙訳も、「これが、経典翻訳の決定版なのだ」みたいな自負は毛頭なく、複数あるべき翻訳テキストのなかの一つであり、皆様の学びのために、その参考として提示させていただくだけのものでしかありません。そこのところは御理解と御寛恕いただき、そのうえで御活用いただきますことを、お願い申し上げます。文字どおりの拙い翻訳ではありますが、ブッダの教えを世に広める一助となれば、一仏教者として、これ以上の喜びはありません。合掌。 正田大観 参考リンク 小部経典 第一巻 https://amzn.to/2Ta3Ji6 小部経典 第二巻 https://amzn.to/2E0ZUlU 小部経典 第三巻 https://amzn.to/2TfQA7r 小部経典 第四巻 https://amzn.to/2TaWlmB 小部経典 第五巻 https://amzn.to/2NoPCAo 小部経典 第六巻 https://amzn.to/2NoPEZ2 小部経典 第七巻 https://amzn.to/2TfCz9O 小部経典 第八巻 https://amzn.to/2E22fNu 小部経典 第九巻 https://amzn.to/2Nl9oN3 小部経典 第十巻 https://amzn.to/2NjoouV
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自意識(アイデンティティ)と創り出す思考
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自意識(アイデンティティ)の問題が、望む人生を創り出す能力をいかに妨げるかを紐解いていく画期的な本。 本書は、自己啓発ムーブメントにおけるポジティブ思考や自己肯定感(セルフエスティーム)を高めることがブーメラン効果となり、人々が成功を創り出すことを困難にすることを明らかにしています。 著者は、「あなた自身について」考えることが重要ではなく、「あなたが創り出したい成果」にフォーカスすることが重要だと言います。実際に、自分自身ではなく、自分が望む成果に集中すればするほど、学び、成長し、必要なスキルを開発し、最も重要なことを生み出すことができます。本書は、みなさんが本当に望む人生を創り出すための重要な羅針盤となるでしょう。 人生やビジネスを創り出すのに自分が何者かなんて関係ない! ―理想や才能にとらわれずに望む人生を生きる 【本文より】 読者の中には、いい自己イメージが大切だとずっと聞かされ続けてきた人もいるかもしれない。 しかし本書を読むうちに、自己イメージなど全く大切ではないということがわかるだろう。 本当に大切なのは、いかに効果的に自分が生きたい人生を構築できるかなのだ。 本書では、そのことを構造的、精神的、心理的、医療的、そして生物学的次元で次々と解き明かしていく。 【監訳者 まえがきより】 創造という名の冒険の世界 原著タイトルはたった一語で「アイデンティティ」(Identity)となっており、「自分をどう思うかなどどうでもいい理由」(Why it doesn't matter what you think about yourself)と素っ気なく書き添えてある。この一冊の本がどれほどの起爆力を持っているかは、ここでどんなに言葉を尽くしても伝えきれない。それは共著者ロバート・フリッツの教える方法を学んで実践した人たちが自分たちの体験を通じて身をもって知っていることである。 私自身の体験は今から25年以上前にアメリカの書店でたまたまロバートの著書を見つけたのがきっかけで始まる。クリエイティング(Creating)と銘打ったさりげない本は画期的な内容だった。何かを創り出すということのエッセンスと、何にでも具体的に応用可能なメソッドが紹介されていた。そして2002年の春に米国バーモント州のロバートの自宅で初めてロバートに出会い、その年の後半に独立起業し、以来ロバートの教えに沿って自分の創り出したい成果を創り出しながらビジネスや社会活動を展開してきた。 ロバートの教える方法は魔法ではない。こうすれば必ずうまくいくという秘訣でもない。あっけないほど明快な論理で考え方が示される。実行するのに特別な才能は要らないし、我慢強さも意志も要らない。自分の創り出したい成果が何かを見つけ、現実を曇りのない目で見て、必要な作戦を立てて一歩ずつ成果に向かって歩むだけである。 実際にロバートは自分自身の教える方法に従って創り出したい成果を自在に創り出してきている。その成果だけを見れば天才にしか見えない。実際、私が初めてロバートに出会った頃には存在しなかった成果をロバートは創り出している。 今回ようやく翻訳出版に至った本書のメインテーマである自意識(アイデンティティ)は、その成功の鍵である。 この中のひとつの章でもきちんと読めばわかることだが、本書の教えることは無数の類似書物の教えとは水と油ほど違う。古今東西の著名な作家や指導者が常識として教えてきたことがあっさりと否定されている。数多くの自己啓発書の類に親しんできた読者はきっと面食らうだろう。 一方、「計画を立てて着実に実行すれば成果が上がる」というありふれた処方箋が書いてあるだけだと思う読者がもしいたとしたら、それは全くの見誤りだと注意を促しておきたい。本書はまさにそういう常套手段では変化が長続きしない理由と、ではどうしたらいいかという具体的な方法論を示している。 本書は実用書である。数多くの学術研究によって実証される内容だが、学術書ではない。読者はためらいなく本書の教えるところを実践に活かしてほしい。まずは少し試してみて、もし効果を少し実感できたなら、もっと広範囲に、もっと深く、もっと大きな使い方をしてみてほしい。私自身が25年にわたってそうしてきた。自意識を棚に上げて挑戦し、たくさん失敗し、多くの失敗から学びながら、創り出したい世界を創り出していく。 数多の指導者を啓発してきたロバート・フリッツ、そして共著者のアンダーセン博士が案内する創造の冒険の世界へようこそ。 田村 洋一 目次 創造という名の冒険の世界 日本の読者のみなさんへ 第1章 自意識(アイデンティティ) 成功は自己肯定感(セルフエスティーム)がもたらしたものではない 人類を悩ませ続けるもの 自己啓発業界の罪 ふたつの戦略 大物(グル)たちの誤り 誤った測定指標 好きか嫌いかは選択できない 自意識(アイデンティティ)の諸問題 社会からの間違った働きかけ 第2章 「理想」と「嫌な思い込み(ビリーフ)」 理想はかなうのか 人は信用ならないのか 理想はどこから来るのか 嫌な思い込みを見つける 理想・思い込み・現実の葛藤 レディ・ガガの涙と嫌な思い込み 革命が始まる 第3章 あなたは誰? エコノミストの侮辱 あなたは誰? それを知ってどうするの? 自分を定義することの不毛さ 自分が何者かなどと問うのをやめる 第4章 目に見えない構造 構造が人生を決定する 根底にある構造とパターン 遺伝でも教育でも宿命でもない 構造とは何か ベルヌーイの定理――緊張解消システム 弓矢の原理――緊張構造 理想と嫌な思い込み 勝ち組という自意識 嫌な思い込みは消えない 自分をどう思うかは関係ない 第5章 ポジティブ思考は有害だ 自分に嘘をついていたくはない アファメーションのブーメラン効果 ポジティブ思考で駐車スペースは見つかるのか 信仰と自意識 観念という寄生虫 人生のパターンを一新する 考えと現実が対立するとき 第6章 構造が変われば行動が変わる マシュマロ実験 葛藤の操作 意志の操作 構造を新たにする プライマリー選択とセカンダリー選択 第7章 内なる脅威 サイレントキラー ストレス反応のメカニズム 理想・思い込み・現実の葛藤が心身を蝕む 理想を脅かされるストレスは消えない 自意識とストレス反応 構造を変えれば生きる活力を取り戻せる 第8章 才能と完璧さ(パーフェクション)という思い違い 完璧な人間とは誰のことか プラトンの理想 完璧さという幻想 不完全さを愛でる 才能を使い果たしたい 自意識と才能 才能を活かす義務があるのか―自由と義務のせめぎ合い 第9章 役割とステレオタイプ 「男なら」こうあるべきだ ジェンダーロール(性役割)と自意識 ブラジャーがたくさん燃やされたあとで 性別は自由を妨げる理由にはならない 第10章 自分の存在を正当化しようとする過ち 存在証明という「善行積立」 役立たずの人間には価値がないのか 人生に必要のない重荷 自分の存在を正当化することはできない 第11章 創作者と創作物 プロフェッショナルとして生計を立てる人たち 創作者にフォーカスする 投資対効果メンタリティが阻むもの 創作物にフォーカスする 素晴らしいことは全てそれ自身のためになされる 成功と失敗と自意識 フォーカスを移す 第12章 自分自身を追いつめる 嫌な思い込みを増幅する人たち 葛藤の操作、再び 客観的な批判と主観的な批判 自分を操作する 第13章 自意識と偏見 カテゴリー思考 部族主義的な対立 過激化する人たち 帰属集団と自意識 オーケストラへようこそ 見た目で分類してしまう 医師も例外ではない 無知 自意識と偏見 第14章 自意識が肥満を生む 肥満は価値を下げる? 埋め合わせ作戦 フォーカスを自分から成果に向ける これまでとこれから 第15章 広告に踊らされる自意識 広告と自意識 例の顔つきは本物か 自意識のために卵をひとつ足す 自意識と成果 第16章 個人と社会 自意識と社会的地位 離れていながらともにいる ダークサイドの正体 独りで、ともにいること 社会の中の一個人 第17章 教育やトレーニング、コーチング、コンサルティング、セラピーの場合 教えることと教わることのからみ合い 芸術やスポーツの伝統 2種類の援助 第18章 ふたつの世界 自意識に囚われない世界 モンスターたちとの戦いを終わらせる 学習と脱学習(アンラーン) メタノイア 終章 真の創造プロセスに向かって 謝辞 訳者あとがき 用語集 単行本: 264ページ 出版社: Evolving (2018/9/10) 言語: 日本語 ISBN-10: 4908148171 ISBN-13: 978-4908148170
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【音声特典付き】不確実な世界を確実に生きる ― カネヴィンフレームワークへの招待
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「カネヴィンとリーダーシップ」ハーバード・ビジネス・レビュー巻頭掲載(2007年) 米国経営学会「ベスト・プラクティショナー・ペーパー」受賞 複雑な世界を確実に生きるための《カネヴィンフレームワーク入門書》 〈 常に移りゆく現実の複雑さを見極めるには 〉 〈 複雑で不確実な状況でも臨機応変に意思決定する方法とは 〉 〈 現実に潜む可能性をあぶり出す「セーフ・フェイル(失敗しても安全)な探索」とは 〉 (日本の皆さんへ コグニティブ・エッジより) コグニティブ・エッジは、あらゆる組織が不確実性を受け止め、レジリエンスを生み出し、旧来の手法では見落とされがちな微細なシグナルを感知できるようになるためのアプローチを開発する最先端集団です。 コグニティブ・エッジでは、手法やツール、プログラムの開発を主眼に据え、教育系から政府系まで各種シンクタンクに参画するとともに、最新の自然科学から得られた知見を現実世界で活かしています。こうした功績が認められ、コグニティブ・エッジの中心的なアプローチであるカネヴィンフレームワークが米国経営学会の2つの賞を受賞、各誌で大きく取り上げられました。カネヴィンフレームワークは公的機関、産業界のいずれでも広く活用されています。 本書では、ハーバード・ビジネス・レビュー誌に掲載した論文の骨子を基盤にしながら、カネヴィンフレームワークの原則を現実の事例に適用し、具体的に活用する方法を掘り下げて紹介しています。多様なチームが組織全体としての目的に向かって力を合わせていくために、欧州委員会やグローバルな通信企業、日用品企業の研究開発部門などで実際に行われているワークショップ実施のテクニックも紹介します。 読者の皆さんが、本書を通じてカネヴィンフレームワークの基本的な活用法を身につけ、常に変化する「現在」に潜む「進化する力」を引き出せるようになることを心より望んでいます。 もくじ 日本の皆さんへ 本書について 第一章 カネヴィンフレームワークとは何か 世界をどのように見ていますか 世界を分ける~状況の類型モデルとしてのカネヴィンフレームワーク カネヴィンフレームワークの5つの領域とは 「意味がわかる」ためにカネヴィンフレームワークを使う 系の錯誤 系の変化プロセス コラム 系に対応して「変わる」 第二章 実際にカネヴィンフレームワークをつくる 必要なのはレシピ本ではなくシェフ コンテクスト化の4つのポイント~自分自身のカネヴィンフレームワークをつくる ステップ1 ナラティブ(物語)を使ってフラグメント(断片)をつくる ステップ2 4つの点を構築する ステップ3 相対的に位置づけていく ステップ4 分類する ケーススタディ 第三章 効果的なマネジメントのためにカネヴィンフレームワークを使う 落とし穴に注意せよ:混沌への深い落ち込みを回避する 秩序系管理の失敗事例:SARS危機への対応 複合系と煩雑系の間の自然な流れ 混沌系の使い道 まとめ ― カネヴィンフレームワークを現場で使う 第四章 「セーフ・フェイル」に移行する セーフ・フェイルな探索 カネヴィンフレームワーク適用の実際とセーフ・フェイル~911事例研究 セーフ・フェイルな探索のポートフォリオ 演習の流れ 第五章 複雑系を味方にするコンサルティング ビジネスリーダーが知っておくべきこと カネヴィンフレームワークをどう使うのか 自分のスタイルを棚卸しする シナリオ思考の実践 刊行によせて ― デイヴ・スノーデン(コグニティブ・エッジ創設者) 著者 コグニティブ・エッジ コグニティブ・エッジ社は、あらゆる組織が不確実性を受け止め、レジリエンスを生み出し、旧来の手法では見落とされがちな微細なシグナルを感知できるようになるためのアプローチを開発する最先端集団。過去数十年間にわたって支配的だった工学系アプローチを補完する新たなマネジメント理論を支える生態学的メタファーの開発をリード。同社では手法やツール、プログラムの開発を主眼に据え、教育系から政府系まで各種シンクタンクに参画するとともに、最新の自然科学から得られた知見を現実世界で活かす。カネヴィンフレームワークを有名にしたのは、2007年11月にハーバード・ビジネス・レビュー誌の巻頭特集として掲載された論文「カネヴィンとリーダーシップ」。同論文は後に米国経営学会の「ベスト・プラクティショナー・ペーパー」賞を受賞。 田村 洋一 組織コンサルタント。企業人教育、エグゼクティブコーチング、企業組織でのコンサルティングの豊富な実践経験と、多くの優れた教育家・コーチ・コンサルタントから学んだ経験を持つ。2002年からメタノイア・リミテッド代表、ピープルフォーカス・コンサルティング顧問。ジェミニ・コンサルティング、野村総合研究所、シティバンクに勤め、日本、欧州、アジア、アメリカで大小さまざまなプロジェクトのマネジメント、国際的活動に携わるうえで、ファシリテーションの多様なスタイルと方法論を駆使している。システム思考実践研究会(STARクラブ)主宰。 著書に『人生をマスターする方法』(ライブリー・パブリッシング)、『組織の「当たり前」を変える』(ファーストプレス)、『なぜあの人だと話がまとまるのか?』(明日香出版社)、『プロファシリテーターのどんな話もまとまる技術』(クロスメディア・パブリッシング)。『システムがわかると人生がかわる ― セレンディピティとシステム思考』『ディベート道場 ― 思考と対話の稽古』『知識を価値に変える技 ― 知的プロフェッショナル入門8日間プログラム』(Evolving)。共著書に『組織開発ハンドブック』(東洋経済新報社)がある。 オンデマンド (ペーパーバック): 84ページ 出版社: Evolving (2018/4/8) 言語: 日本語 ISBN-10: 4908148163 ISBN-13: 978-4908148163
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★アウトレット★知識を価値に変える技 ― 知的プロフェッショナル入門8日間プログラム
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※アウトレット商品のため表紙・本体に多少の擦れ等ありますが、かなり良好な状態です。 じっくりワークに取り組める! ― 【A4サイズ】ワークブック 本書の演習プログラムで、 ・知的プロフェッショナルの思考技術がわかる ・単なる専門家と知的プロフェッショナルの違いが実践的に理解できる ・卓越した傾聴力を身につけるためのご破算思考や探究心のスキルを習得できる ・「クライアントファースト」を綺麗事でなく、実践的な原理として理解できる ・知的プロフェッショナルとして成功するための、心の持ち方・鍛え方がわかる (まえがき より) この本は、単にコンサルタントの手法を紹介するものではありません。問題解決手法の解説書でもありません。むしろ、さまざまな手法や技術をいかに自分のものにして、実際の仕事で具体的に価値を出していくかを考え抜くところにエッセンスがあります。そこにマーケットがあり、クライアントがいて、組織や人と関わりながら仕事をするならば、あなたが営業担当であろうと、経理担当であろうと、本書で紹介する基本技術の有用さに変わりはありません。 皆さんのプロフェッショナルとしての価値を高めること。皆さんが職業スキルを向上させ、意識を新たにすること。これが私にできる最大限の貢献です。これをお読みになった方おひとりおひとりが、一流のプロフェッショナルとして高い目標を持ち、クライアントへの貢献と自己の成長の喜びを日々感じられるようになることを心から祈ります。 目次 はじめに 第一日 クライアントという現実 漠然とした依頼に応える クライアントに反対意見を述べる クライアントは誰? 第二日 プロフェッショナルとは何か プロフェッショナルと専門家の違い どのようにクライアントの信頼を築くか 第三日 傾聴力 傾聴力の3つのレベル 傾聴レベルの違い 傾聴レベルを高めるサブスキル 第四日 御破算思考 「ソリューション」という罠 提案という罠 捨てる 第五日 メタ思考 「迷ったら映画館まで戻りましょう」 ビジョンを実現するために メタ思考を操る 第六日 探究心 知的プロフェッショナルの原動力 探究心の罠 コミュニケーションへのインパクト 第七日クライアントファーストという行動原理 クライアントファーストは自己犠牲なのか プロフェッショナルの価値 相手の利益を考えることが自分のためにもなる 第八日 からだでおぼえる 心に宿る 知的プロフェッショナルの心得 自信がない人はどうすればいいのか 既に知っている人がすべきこと おさらい キーコンセプト 付録 特別インタビュー プロフェッショナルの極意は誰にでも学べる プロフェッショナルにもたらされるもの 知識や技術をクライアントの価値に変える 知識と価値、自由と制約 偽のジレンマを抱えない 自分が乗りたい「船」に乗る リソースが足りなくても価値を生み出す 著者 田村 洋一 組織開発ファシリテーター。企業人教育、エグゼクティブコーチング、企業組織でのコンサルティングの豊富な実践経験と、多くの優れた教育家・コーチ・コンサルタントから学んだ経験を持つ。2002年からメタノイア・リミテッド代表、ピープルフォーカス・コンサルティング顧問。ジェミニ・コンサルティング、野村総合研究所、シティバンクに勤め、日本、欧州、アジア、アメリカで大小さまざまなプロジェクトのマネジメント、国際的活動に携わるうえで、ファシリテーションの多様なスタイルと方法論を駆使している。システム思考研究会(STARクラブ)主宰。 著書に『人生をマスターする方法』(ライブリー・パブリッシング)、『組織の「当たり前」を変える』(ファーストプレス)、『なぜあの人だと話がまとまるのか?』(明日香出版社)、『プロファシリテーターのどんな話もまとまる技術』(クロスメディア・パブリッシング)。『システムがわかると人生がかわる ― セレンディピティとシステム思考』『ディベート道場 ― 思考と対話の稽古』(Evolving)。共著書に『組織開発ハンドブック』(東洋経済新報社)がある。 システム思考研究会 STARクラブ~Systems Thinkers Applied Research~ http://starclubseminars.com/ オンデマンド (ペーパーバック): 82ページ 出版社: Evolving (2017/12/5) 言語: 日本語 ISBN-10: 4908148155 ISBN-13: 978-4908148156
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清浄道論 全三巻セット
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南アジア諸国に伝わる上座部仏教の最大の綱要書、『清浄道論』(ブッダゴーサ著)初の現代語訳版の全三巻セット。 第一巻 ヴィスッディ・マッガ(第一部) 序章 因縁等についての言説 第一章 戒についての釈示 1 戒条による統御としての戒 2 〔感官の〕機能における統御としての戒 3 生き方の完全なる清浄としての戒 4 日用品に等しく依拠したものとしての戒 5 四つの完全なる清浄の成就の手順 第二章 払拭〔行〕の支分についての釈示 1 糞掃衣の者の支分 2 三つの衣料の者の支分 3 〔行乞の〕施食の者の支分 4 〔家々の貧富を選ばず〕歩々淡々と歩む者の支分 5 一坐〔だけの食〕の者の支分 6 鉢に〔盛られた行乞の〕食〔だけを食する〕者の支分 7 〔決められた時間〕以後の食を否とする者の支分 8 林にある者の支分 9 木の根元にある者の支分 10 野外にある者の支分 11 墓場にある者の支分 12 〔坐具が〕広げられたとおり〔の場所〕にある者の支分 13 常坐〔にして不臥〕なる者の支分 第三章 〔心を定める〕行為の拠点を収め取ることについての釈示 第四章 地の遍満についての釈示 1 地の遍満(1) 第五章 残りの遍満についての釈示 2 水の遍満(2) 3 火の遍満(3) 4 風の遍満(4) 5 青の遍満(5) 6 黄の遍満(6) 7 赤の遍満(7) 8 白の遍満(8) 9 光明の遍満(9) 10 限定された虚空の遍満(10) 11 十の遍満についての雑駁なる言説 第六章 浄美ならざるものという〔心を定める〕行為の拠点についての釈示 1 膨張したもの(11) 2 青黒くなったもの(12) 3 膿み爛れたもの(13) 4 切断されたもの(14) 5 喰い残されたもの(15) 6 散乱したもの(16) 7 打ち殺され散乱したもの(17) 8 血まみれのもの(18) 9 蛆虫まみれのもの(19) 10 骨となったもの(20) 11 十の浄美ならざるものについての雑駁なる言説 第七章 六つの随念についての釈示 1 覚者の随念(21) 2 法(教え)の随念(22) 3 僧団の随念(23) 4 戒の随念(24) 5 施捨の随念(25) 6 天神たちの随念(26) 7 六つの随念についての雑駁なる言説 付録 第二巻 第八章 〔他の〕随念たる〔心を定める〕行為の拠点についての釈示 1 死についての気づき(27) 2 身体の在り方についての気づき(28) 3 呼吸についての気づき(29) 4 寂止の随念(30) 第九章 梵住についての釈示 1 慈愛の修行(31) 2 慈悲の修行(32) 3 歓喜の修行(33) 4 放捨の修行(34) 5 〔四つの梵住についての〕雑駁なる言説 第十章 形態なきものについての釈示 1 虚空無辺なる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(35) 2 識知無辺なる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(36) 3 無所有なる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(37) 4 表象あるにもあらず表象なきにもあらざる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(38) 5 〔四つの形態なきものについての〕雑駁なる言説 第十一章 〔心の〕統一についての釈示 1 食についての嫌悪の表象の修行(39) 2 〔地水火風の〕四つの界域の〔差異の〕定置の修行(40) ヴィスッディ・マッガ(第二部) 第十二章 〔種々なる〕神通の種類についての釈示 1 〔種々なる〕神通の種類 第十三章 神知についての釈示 2 天耳の界域の知恵 3 〔他者の〕心を探知する知恵 4 過去における居住(過去世)の随念の知恵 5 有情たちの死滅と再生の知恵 6 五つの神知についての雑駁なる言説 付録 第三巻 第十四章 〔心身を構成する五つの〕範疇についての釈示 1 形態の範疇 2 識知の範疇 3 感受の範疇 4 表象の範疇 5 諸々の形成の範疇 6 感受の範疇の過去等の区分 7 範疇についての知恵の細別 第十五章 〔認識の〕場所と界域についての釈示 1 諸々の〔認識の〕場所 2 諸々の界域 第十六章 機能と真理についての釈示 1 諸々の機能 2 諸々の真理 第十七章 智慧の境地についての釈示 1 「無明という縁から、諸々の形成〔作用〕が〔発生します〕」 2 「諸々の形成〔作用〕という縁から、識知〔作用〕が〔発生します〕」 3 「識知〔作用〕という縁から、名前と形態が〔発生します〕」 4 「名前と形態という縁から、六つの〔認識の〕場所が〔発生します〕」 5 「六つの〔認識の〕場所という縁から、接触が〔発生します〕」 6 「接触という縁から、感受が〔発生します〕」 7 「感受という縁から、渇愛が〔発生します〕」 8 「渇愛という縁から、執取が〔発生します〕」 9 「執取という縁から、生存が〔発生します〕」 10・11 「生存という縁から、生が〔発生します〕」「生という縁から、老と死と憂いと嘆きと苦痛と失意と葛藤が発生します」 12 縁によって〔物事が〕生起する〔道理〕についての雑駁なる言説 第十八章 見解の清浄についての釈示 第十九章 疑いの超渡の清浄についての釈示 第二十章 道と道ならざるものの知見の清浄についての釈示 1 三つの遍知 2 五つの範疇の無常を所以にする触知 3 九つの行相 4 形態の触知 5 形態なきの触知 6 三つの特相の揚挙 7 十八の大いなる観察 8 生成と衰微の随観の知恵 9 観察に付随する〔心の〕汚れ 10 三つの真理の〔差異の〕定置 第二十一章 道の知見の清浄についての釈示 1 生成と衰微の随観の知恵 2 滅壊の随観の知恵 3 恐怖の現起の知恵 4 危険の随観の知恵 5 厭離の随観の知恵 6 解き放ちを欲する知恵 7 審慮の随観の知恵 8 諸々の形成〔作用〕の放捨の知恵 9 随順する知恵 10 経の適応 第二十二章 知見の清浄についての釈示 1 種姓と成る知恵と第一の道の知恵 2 第一の果 3 第二の道の知恵 4 第二の果 5 第三の道の知恵 6 第三の果 7 第四の道の知恵 8 第四の果 第二十三章 智慧の修行の福利についての釈示 1 種々なる〔心の〕汚れを砕破すること 2 聖者の果の味を経験すること 3 止滅の入定に入定することができること 4 〔供物を〕捧げられるべき状態等の実現 結び 付録