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ビーイング・ダルマ 自由に生きるためのブッダの教え
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西洋仏教者に多大な影響を与えた高僧アチャン・チャーが語る【ダンマそのものになる道】 「自分自身を観るとき、私たちはそこにダンマを観ます。ダンマを観るとき、私たちはそこにブッダを観ます」 序文 ジャック・コーンフィールド 英語版訳者まえがき 謝辞 はじめに 第1章 ダンマを聞く 第2章 ダンマを理解する ダンマは今、ここに 仕掛けられた罠 第3章 ダンマを実践する 平安への道 戒(sīla)は幸福をもたらす ソンクラーン(旧正月の法話) 瞑想実践について 在家者の修行とは 猿に家を燃やさせてはならない なぜ人は出家をするのか 一日は容赦なく過ぎゆく ワット・パー・ポンの清道尼たちへの法話 第4章 ダンマを観る コンダンニャは悟りました 探究の終わり 第5章 ビーイング・ダルマ 因果を超えて ニッバーナに至る縁を生み出す 第6章 ダンマを説く 用語集 訳者あとがき (ジャック・コーンフィールド 序文より) アチャン・チャーは、在家の瞑想実践者であれ、政府の高官であれ、軍の将校であれ、彼の下を訪れた者には誰でもダンマを説きました。それは、なんでもありの説法でした。アチャン・チャーは、タイの在家仏教徒の間で一般的な、布施をし、功徳を積むという表面的な慣行には従いませんでした。彼は在家の仏教徒に慈しみと持戒を実践し、心を清め、執着と煩悩を手放し、ダンマを具現化することを求めました。そしてアチャン・チャーは、こうしたものこそが、仏道を歩むことによって得ることのできる、真の功徳なのだと主張しました。アチャン・チャーの教えは常に、私たちは現世において解脱が可能であることを思い起こさせるものです。強い意志と不屈の努力が伴えば、私たちは皆、悟りを開き、ブッダが経験した自由と平安を味わうことができるのです。本書を読むとき、どうかこのことを心に留めておいてください。じっくりと、咀嚼して読むようにしてください。本書が、あなたの探求の励みとなり、心の良薬となりますように。本書が、あなたの解脱のための指針となりますように。アチャン・チャーの言葉が、世界に真理の光をもたらしますように。本書の読者全てに、悟りがもたらされますように。 単行本: 360ページ 出版社: Evolving (2020/7/1) 言語: 日本語 ISBN-13: 978-4908148200 発売日: 2020/7/1 商品の寸法: 18.8 x 13 x 2.4 cm
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小部経典 全十巻セット
¥30,780
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小部経典 全十巻 正田大観 翻訳集 全10巻中6巻が初の現代語訳!! 本書 序言 より 仏紀2552年(西暦2008年)9月、タイ王室より日本テーラワーダ仏教協会に『国際版パーリ三蔵』が贈与されました(詳細は、協会機関誌『パティパダー』2008年11月号参照)。今回の国際版パーリ三蔵は、仏紀2500年の第六結集版を改訂したもので、現段階で最高水準のパーリ三蔵テキストとされるものです。上記パティパダー誌に掲載された前田専学博士の言葉を引用しますと、「この出版は、非常に大がかりなもので、五〇名のコンピューターの専門技術者を集め、パーリ語の誤写、誤読の訂正には、3年の年月をかけて3回校正し直し、二七〇万語を超えるパーリ語を訂正し、しかも異本は18種を参照するなど、タイ国の威信をかけた、今回世界で望みうる最善のものとなりました。今後これ以上のものを出版することは、ほとんど不可能に近く、永くパーリ聖典の基本的典拠となるものと存じます。タイ国上座仏教の総力を挙げて世界の仏教徒の長年の夢を実現されたものであり、こころからその完成をお慶び申し上げます」となります。これほどまでに貴重なテキストを活用しない手はなく、ここに、その翻訳を思い立った次第です。もっとも、一口に翻訳と申しましても、膨大な三蔵聖典のことですから、そのすべてを手掛けるのは、まずもって不可能な話です。そこで、どの聖典を翻訳の対象とするのか、という問題が出てきます。まずは、「経(スッタ)・律(ヴィナヤ)・論(アビダンマ)」の三蔵のなかのどれを、ということで、その答えが、「経」となりました。さらに、経蔵に収録された五部経典のうちのどれを、ということで考えますと、『長部経典』と『中部経典』は、すでに片山一良先生の現代語訳が存在し、『相応部経典』と『増支部経典』も、片山先生の手による現代語訳が着手済みとのことであり、結果として、残る『小部経典』の和訳(現代語訳)こそが、もっともニーズの高い作業である、と判断するに至りました。 そもそも、翻訳なるものは、いかなる天才碩学の手によるものであれ、完全無欠のものとして提供されることはありません。言葉そのものの限界もあります。ましてや、一切知者たる釈尊が残された言葉です。それをそのまま原意を損なわず、他の言語に移し替えるためには、まさに、釈尊と同じレベルの力量が求められるからです。それこそは、無理な話と言うしかありません。ですから、釈尊の教えを正しく学ぶには、原典であるパーリ三蔵に直接目を通すのが最善なのです。とはいえ、言葉の壁もあり、翻訳以外に頼る道のない方もおられるわけで、その意味では、たしかに、翻訳の存在意義は否定できません。ならば、翻訳の不完全さと、その必要不可欠さとを、どのように折り合いをつけたらよいのでしょう。訳し手としては、おのれの限界をわきまえ、常に最善を尽くす姿勢を貫くしかなく、読む側としては、書いてあることを鵜呑みにせず、その正邪を自らの頭で吟味し、腑に落ち納得するまで、文字との格闘を続けるしかありません。である以上、パーリ三蔵の和訳テキストは、一つに限らず、できるだけ多くの翻訳が世に提供され、学びのための資糧となるべきなのです。複数のテキストを比較考量することで、より原典に肉迫した理解が得られるからです。以下に続く拙訳も、「これが、経典翻訳の決定版なのだ」みたいな自負は毛頭なく、複数あるべき翻訳テキストのなかの一つであり、皆様の学びのために、その参考として提示させていただくだけのものでしかありません。そこのところは御理解と御寛恕いただき、そのうえで御活用いただきますことを、お願い申し上げます。文字どおりの拙い翻訳ではありますが、ブッダの教えを世に広める一助となれば、一仏教者として、これ以上の喜びはありません。合掌。 正田大観 参考リンク 小部経典 第一巻 https://amzn.to/2Ta3Ji6 小部経典 第二巻 https://amzn.to/2E0ZUlU 小部経典 第三巻 https://amzn.to/2TfQA7r 小部経典 第四巻 https://amzn.to/2TaWlmB 小部経典 第五巻 https://amzn.to/2NoPCAo 小部経典 第六巻 https://amzn.to/2NoPEZ2 小部経典 第七巻 https://amzn.to/2TfCz9O 小部経典 第八巻 https://amzn.to/2E22fNu 小部経典 第九巻 https://amzn.to/2Nl9oN3 小部経典 第十巻 https://amzn.to/2NjoouV
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清浄道論 全三巻セット
¥10,260
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南アジア諸国に伝わる上座部仏教の最大の綱要書、『清浄道論』(ブッダゴーサ著)初の現代語訳版の全三巻セット。 第一巻 ヴィスッディ・マッガ(第一部) 序章 因縁等についての言説 第一章 戒についての釈示 1 戒条による統御としての戒 2 〔感官の〕機能における統御としての戒 3 生き方の完全なる清浄としての戒 4 日用品に等しく依拠したものとしての戒 5 四つの完全なる清浄の成就の手順 第二章 払拭〔行〕の支分についての釈示 1 糞掃衣の者の支分 2 三つの衣料の者の支分 3 〔行乞の〕施食の者の支分 4 〔家々の貧富を選ばず〕歩々淡々と歩む者の支分 5 一坐〔だけの食〕の者の支分 6 鉢に〔盛られた行乞の〕食〔だけを食する〕者の支分 7 〔決められた時間〕以後の食を否とする者の支分 8 林にある者の支分 9 木の根元にある者の支分 10 野外にある者の支分 11 墓場にある者の支分 12 〔坐具が〕広げられたとおり〔の場所〕にある者の支分 13 常坐〔にして不臥〕なる者の支分 第三章 〔心を定める〕行為の拠点を収め取ることについての釈示 第四章 地の遍満についての釈示 1 地の遍満(1) 第五章 残りの遍満についての釈示 2 水の遍満(2) 3 火の遍満(3) 4 風の遍満(4) 5 青の遍満(5) 6 黄の遍満(6) 7 赤の遍満(7) 8 白の遍満(8) 9 光明の遍満(9) 10 限定された虚空の遍満(10) 11 十の遍満についての雑駁なる言説 第六章 浄美ならざるものという〔心を定める〕行為の拠点についての釈示 1 膨張したもの(11) 2 青黒くなったもの(12) 3 膿み爛れたもの(13) 4 切断されたもの(14) 5 喰い残されたもの(15) 6 散乱したもの(16) 7 打ち殺され散乱したもの(17) 8 血まみれのもの(18) 9 蛆虫まみれのもの(19) 10 骨となったもの(20) 11 十の浄美ならざるものについての雑駁なる言説 第七章 六つの随念についての釈示 1 覚者の随念(21) 2 法(教え)の随念(22) 3 僧団の随念(23) 4 戒の随念(24) 5 施捨の随念(25) 6 天神たちの随念(26) 7 六つの随念についての雑駁なる言説 付録 第二巻 第八章 〔他の〕随念たる〔心を定める〕行為の拠点についての釈示 1 死についての気づき(27) 2 身体の在り方についての気づき(28) 3 呼吸についての気づき(29) 4 寂止の随念(30) 第九章 梵住についての釈示 1 慈愛の修行(31) 2 慈悲の修行(32) 3 歓喜の修行(33) 4 放捨の修行(34) 5 〔四つの梵住についての〕雑駁なる言説 第十章 形態なきものについての釈示 1 虚空無辺なる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(35) 2 識知無辺なる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(36) 3 無所有なる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(37) 4 表象あるにもあらず表象なきにもあらざる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(38) 5 〔四つの形態なきものについての〕雑駁なる言説 第十一章 〔心の〕統一についての釈示 1 食についての嫌悪の表象の修行(39) 2 〔地水火風の〕四つの界域の〔差異の〕定置の修行(40) ヴィスッディ・マッガ(第二部) 第十二章 〔種々なる〕神通の種類についての釈示 1 〔種々なる〕神通の種類 第十三章 神知についての釈示 2 天耳の界域の知恵 3 〔他者の〕心を探知する知恵 4 過去における居住(過去世)の随念の知恵 5 有情たちの死滅と再生の知恵 6 五つの神知についての雑駁なる言説 付録 第三巻 第十四章 〔心身を構成する五つの〕範疇についての釈示 1 形態の範疇 2 識知の範疇 3 感受の範疇 4 表象の範疇 5 諸々の形成の範疇 6 感受の範疇の過去等の区分 7 範疇についての知恵の細別 第十五章 〔認識の〕場所と界域についての釈示 1 諸々の〔認識の〕場所 2 諸々の界域 第十六章 機能と真理についての釈示 1 諸々の機能 2 諸々の真理 第十七章 智慧の境地についての釈示 1 「無明という縁から、諸々の形成〔作用〕が〔発生します〕」 2 「諸々の形成〔作用〕という縁から、識知〔作用〕が〔発生します〕」 3 「識知〔作用〕という縁から、名前と形態が〔発生します〕」 4 「名前と形態という縁から、六つの〔認識の〕場所が〔発生します〕」 5 「六つの〔認識の〕場所という縁から、接触が〔発生します〕」 6 「接触という縁から、感受が〔発生します〕」 7 「感受という縁から、渇愛が〔発生します〕」 8 「渇愛という縁から、執取が〔発生します〕」 9 「執取という縁から、生存が〔発生します〕」 10・11 「生存という縁から、生が〔発生します〕」「生という縁から、老と死と憂いと嘆きと苦痛と失意と葛藤が発生します」 12 縁によって〔物事が〕生起する〔道理〕についての雑駁なる言説 第十八章 見解の清浄についての釈示 第十九章 疑いの超渡の清浄についての釈示 第二十章 道と道ならざるものの知見の清浄についての釈示 1 三つの遍知 2 五つの範疇の無常を所以にする触知 3 九つの行相 4 形態の触知 5 形態なきの触知 6 三つの特相の揚挙 7 十八の大いなる観察 8 生成と衰微の随観の知恵 9 観察に付随する〔心の〕汚れ 10 三つの真理の〔差異の〕定置 第二十一章 道の知見の清浄についての釈示 1 生成と衰微の随観の知恵 2 滅壊の随観の知恵 3 恐怖の現起の知恵 4 危険の随観の知恵 5 厭離の随観の知恵 6 解き放ちを欲する知恵 7 審慮の随観の知恵 8 諸々の形成〔作用〕の放捨の知恵 9 随順する知恵 10 経の適応 第二十二章 知見の清浄についての釈示 1 種姓と成る知恵と第一の道の知恵 2 第一の果 3 第二の道の知恵 4 第二の果 5 第三の道の知恵 6 第三の果 7 第四の道の知恵 8 第四の果 第二十三章 智慧の修行の福利についての釈示 1 種々なる〔心の〕汚れを砕破すること 2 聖者の果の味を経験すること 3 止滅の入定に入定することができること 4 〔供物を〕捧げられるべき状態等の実現 結び 付録