仏教

「仏教は宗教ではない~お釈迦様が教えた完成された科学~」合冊版
「仏教は宗教ではない~お釈迦様が教えた完成された科学~」合冊版

10%OFF ¥ 963

イケダハヤトがスリランカ仏教長老に人生相談?!

お釈迦様の直々の教えを伝える、スリランカ上座部仏教
アルボムッレ・スマナサーラ長老
------------×------------
86世代のオピニオンリーダー、プロブロガー
イケダハヤト氏

宗教とは何か?自分とは何か?生きることの意味は何なのか?

「宗教」「仏教」の疑問から「自我」「死生」まで、イケダハヤト氏がスマナサーラ長老へ直球インタビュー。

(まえがき イケダハヤト より)

「仏教は宗教ではない」。挑戦的なタイトルに響くかもしれません。

本編を読んでいただければわかるとおり、「仏教は宗教ではない」というのは、誇張でも「釣りタイトル」でもなんでもありません。スマナサーラ長老の解説のとおり、初期の仏教において、宗教性はむしろ否定されており「神頼み」や「呪文」を抜きにした、現実的な教えが語られているわけです。

経営者のなかには「論語」を愛する人がいらっしゃいますが、お釈迦様の言葉というのは、論語と同じレベルで、人々に愛されてしかるべきものだと思います。現時点でそうなっていないのが残念ですし、とてももったいないと感じます。それどころか「仏教が好きです」というと、それだけで「宗教っぽい……」と近寄りがたいイメージを抱かれることすらあります。

一方で、2014年という時代を迎えて、あらためて、ブッダの残した教えに光が当たりつつあるような気がしています。それは、日本において仏教を飾ってきた色とりどりの宗教性が、資本主義・科学的合理主義によって剥ぎ取られ、かえって本来的に仏教(=ブッダの教え)がもっていた教えが「発掘」されたのだと思います。様々な色に塗りたくられた神仏が、時代とともに劣化し、もともともっていた美しい木目を伴って現れた。そんなイメージでしょうか。

今回の対談は4時間をかけて行われました。異例の長さだと思いますが、ブッダの教えを紐解くには、まだまだ時間が短すぎます。ぼく自身も勉強を重ね、さらに本質的な問いを発することができるようになりたいと思います。その暁には、もう一度ぜひ、スマナサーラ長老とお話をする機会をいただきたいと願っています。

こういうことを書くと仏教関係者に怒られてしまうかもしれませんが、ぼくにとってブッダの教えを学ぶことは、「知的なエンターテインメント」といっても過言ではありません。人間精神の本質を、世界の成り立ちの本質を覗き込む気分に駆られます。スマナサーラ長老が教えてくれた数々の考え方は、目から鱗がぼろぼろと落ちるものであり、対談を終えた今も、ぼくのなかに生きています。

長老は多数の著書を記しています。本書を入り口にして、ぜひ初期仏教の豊穣で洗練された世界に足を踏み入れてみてください。「ブッダの教え」がなぜこんなにも長く残っていつかが、よく理解できると思います。


目次
まえがき イケダ ハヤト
第一章 仏教は宗教ではない ~ お釈迦様が教えた完成された科学
お釈迦様の完成された科学
拝んでも意味はない
洗脳とマインドコントロール
危険な宗教に洗脳されない方法
神様だと言い始めたら終わり
ホンモノとニセモノ ― スマナサーラ長老のコラム
宗教だらけの日本
なぜ生命を殺してはいけないのか
殺生と生きる意味
涅槃は言葉で表現できない
思考の次元を超える
「あぁ、解脱したい」と感じる4つの瞬間」 ― イケダハヤトのコラム
自我と死の恐怖
死と生は流れているだけ
輪廻転生を考えるのは時間の無駄
何のためにぼくらは生きるのか ― イケダハヤトのコラム
第二章 やさしく自由に生きる智慧 ~ 理性を育てて幸福を目指す
自分の頭で考えて生きる
生きにくい日本社会
限りない願望で苦しむ原因
希望と欲望 ― スマナサーラ長老コラム
犯罪者の思考パターン
自殺は負け
テクノロジーと道徳
誹謗中傷を褒めてしまう
自分を切り離すぼくの方法 ― イケダハヤトのコラム
お釈迦様の喧嘩にならない対話法
人を嫌うということ
怒りのエネルギー
怒りは心の自動発火装置 ― スマナサーラ長老コラム
あてにならない権力者
理想の政治
自由になる
「私は自由ではない」という妄想 ― イケダハヤトのコラム
自己犠牲は道徳違反
仏教と宇宙
仏教と量子論
幸せと無常
あとがき スマナサーラ長老

著者
アルボムッレ スマナサーラ
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945 年スリランカに生まれる。13 歳で出家となる。スリランカの国立大学で仏教哲学の教鞭をとったのち、1980 年に派遣されて来日。現在は、日本テーラワーダ仏教協会などで初期仏教の伝道、ヴィパッサナー実践の指導に従事している。修行練磨の誠実温厚な人柄、的確流暢な日本語による説法で定評があり、朝日カルチャーセンター講師の他、NHK教育テレビ『心の時代』への出演も反響を呼んだ。主な著書 『怒らないこと』(サンガ新書)『ブッダの経営論~ビジネスリーダーの人間力~』(日本テーラワーダ仏教協会)『人生を変える練習。~ブッダの意思強化術〜』(大和書房)『人生はゲームです―ブッダが教える幸せの設計図』(大法輪閣)『一生、仕事で悩まないためのブッダの教え: シンプルに考える、自由に生きる』(知的生き方文庫)

イケダ ハヤト
プロブロガー。中学生の頃、個人ニュースサイト「nubonba」を運営。コンピュータ・インターネット関連情報誌「ネットランナー」で連載を持つ。大学卒業後、大手メーカー企業、IT ベンチャー企業を経て、社会人3 年目にフリーランスとして独立。ブログ「まだ東京で消耗してるの?」「イケハヤマガジン」を中心に、若者世代の価値観から様々な問題提起・情報発信。その他、講演やコンサルティング、NPO支援なども行っている。主な著書 『なぜ僕は「炎上」を恐れないのか~年500万円稼ぐプロブロガーの仕事術~』(光文社新書)『ブログエイジ─イケダハヤトのブログ農耕ライフ』(未来系レーベル)『武器としての書く技術』(中経出版) 『旗を立てて生きる─「ハチロク世代」の働き方マニュフェスト』(晶文社)『年収150 万円で僕らは自由に生きていく』(星海社新書)

新書: 208ページ
出版社: Evolving (2014/10/30)
言語: 日本語
ISBN-10: 4908148007
ISBN-13: 978-4908148002

清浄道論 全三巻セット
清浄道論 全三巻セット

15%OFF ¥ 9,690

南アジア諸国に伝わる上座部仏教の最大の綱要書、『清浄道論』(ブッダゴーサ著)初の現代語訳版の全三巻セット。

第一巻
ヴィスッディ・マッガ(第一部)
序章 因縁等についての言説
第一章 戒についての釈示
1 戒条による統御としての戒
2 〔感官の〕機能における統御としての戒
3 生き方の完全なる清浄としての戒
4 日用品に等しく依拠したものとしての戒
5 四つの完全なる清浄の成就の手順
第二章 払拭〔行〕の支分についての釈示
1 糞掃衣の者の支分
2 三つの衣料の者の支分
3 〔行乞の〕施食の者の支分
4 〔家々の貧富を選ばず〕歩々淡々と歩む者の支分
5 一坐〔だけの食〕の者の支分
6 鉢に〔盛られた行乞の〕食〔だけを食する〕者の支分
7 〔決められた時間〕以後の食を否とする者の支分
8 林にある者の支分
9 木の根元にある者の支分
10 野外にある者の支分
11 墓場にある者の支分
12 〔坐具が〕広げられたとおり〔の場所〕にある者の支分
13 常坐〔にして不臥〕なる者の支分
第三章 〔心を定める〕行為の拠点を収め取ることについての釈示
第四章 地の遍満についての釈示
1 地の遍満(1)
第五章 残りの遍満についての釈示
2 水の遍満(2)
3 火の遍満(3)
4 風の遍満(4)
5 青の遍満(5)
6 黄の遍満(6)
7 赤の遍満(7)
8 白の遍満(8)
9 光明の遍満(9)
10 限定された虚空の遍満(10)
11 十の遍満についての雑駁なる言説
第六章 浄美ならざるものという〔心を定める〕行為の拠点についての釈示
1 膨張したもの(11)
2 青黒くなったもの(12)
3 膿み爛れたもの(13)
4 切断されたもの(14)
5 喰い残されたもの(15)
6 散乱したもの(16)
7 打ち殺され散乱したもの(17)
8 血まみれのもの(18)
9 蛆虫まみれのもの(19)
10 骨となったもの(20)
11 十の浄美ならざるものについての雑駁なる言説
第七章 六つの随念についての釈示
1 覚者の随念(21)
2 法(教え)の随念(22)
3 僧団の随念(23)
4 戒の随念(24)
5 施捨の随念(25)
6 天神たちの随念(26)
7 六つの随念についての雑駁なる言説
付録


第二巻
第八章 〔他の〕随念たる〔心を定める〕行為の拠点についての釈示
1 死についての気づき(27)
2 身体の在り方についての気づき(28)
3 呼吸についての気づき(29)
4 寂止の随念(30)
第九章 梵住についての釈示
1 慈愛の修行(31)
2 慈悲の修行(32)
3 歓喜の修行(33)
4 放捨の修行(34)
5 〔四つの梵住についての〕雑駁なる言説
第十章 形態なきものについての釈示
1 虚空無辺なる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(35)
2 識知無辺なる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(36)
3 無所有なる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(37)
4 表象あるにもあらず表象なきにもあらざる〔認識の〕場所という〔心を定める〕行為の拠点(38)
5 〔四つの形態なきものについての〕雑駁なる言説
第十一章 〔心の〕統一についての釈示
1 食についての嫌悪の表象の修行(39)
2 〔地水火風の〕四つの界域の〔差異の〕定置の修行(40)
ヴィスッディ・マッガ(第二部)
第十二章 〔種々なる〕神通の種類についての釈示
1 〔種々なる〕神通の種類
第十三章 神知についての釈示
2 天耳の界域の知恵
3 〔他者の〕心を探知する知恵
4 過去における居住(過去世)の随念の知恵
5 有情たちの死滅と再生の知恵
6 五つの神知についての雑駁なる言説
付録

第三巻
第十四章 〔心身を構成する五つの〕範疇についての釈示
1 形態の範疇
2 識知の範疇
3 感受の範疇
4 表象の範疇
5 諸々の形成の範疇
6 感受の範疇の過去等の区分
7 範疇についての知恵の細別
第十五章 〔認識の〕場所と界域についての釈示
1 諸々の〔認識の〕場所
2 諸々の界域
第十六章 機能と真理についての釈示
1 諸々の機能
2 諸々の真理
第十七章 智慧の境地についての釈示
1 「無明という縁から、諸々の形成〔作用〕が〔発生します〕」
2 「諸々の形成〔作用〕という縁から、識知〔作用〕が〔発生します〕」
3 「識知〔作用〕という縁から、名前と形態が〔発生します〕」
4 「名前と形態という縁から、六つの〔認識の〕場所が〔発生します〕」
5 「六つの〔認識の〕場所という縁から、接触が〔発生します〕」
6 「接触という縁から、感受が〔発生します〕」
7 「感受という縁から、渇愛が〔発生します〕」
8 「渇愛という縁から、執取が〔発生します〕」
9 「執取という縁から、生存が〔発生します〕」
10・11 「生存という縁から、生が〔発生します〕」「生という縁から、老と死と憂いと嘆きと苦痛と失意と葛藤が発生します」
12 縁によって〔物事が〕生起する〔道理〕についての雑駁なる言説
第十八章 見解の清浄についての釈示
第十九章 疑いの超渡の清浄についての釈示
第二十章 道と道ならざるものの知見の清浄についての釈示
1 三つの遍知
2 五つの範疇の無常を所以にする触知
3 九つの行相
4 形態の触知
5 形態なきの触知
6 三つの特相の揚挙
7 十八の大いなる観察
8 生成と衰微の随観の知恵
9 観察に付随する〔心の〕汚れ
10 三つの真理の〔差異の〕定置
第二十一章 道の知見の清浄についての釈示
1 生成と衰微の随観の知恵
2 滅壊の随観の知恵
3 恐怖の現起の知恵
4 危険の随観の知恵
5 厭離の随観の知恵
6 解き放ちを欲する知恵
7 審慮の随観の知恵
8 諸々の形成〔作用〕の放捨の知恵
9 随順する知恵
10 経の適応
第二十二章 知見の清浄についての釈示
1 種姓と成る知恵と第一の道の知恵
2 第一の果
3 第二の道の知恵
4 第二の果
5 第三の道の知恵
6 第三の果
7 第四の道の知恵
8 第四の果
第二十三章 智慧の修行の福利についての釈示
1 種々なる〔心の〕汚れを砕破すること
2 聖者の果の味を経験すること
3 止滅の入定に入定することができること
4 〔供物を〕捧げられるべき状態等の実現
結び
付録